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インビザライン Goの治療期間は?計画どおりに終わらせる方法も解説!

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インビザライン Goの治療をする女性

こんにちは。長野県長野市にある歯医者「たかみさわ歯科医院」です。

インビザライン Goとは、奥歯を除く20本の歯を対象とした矯正治療です。

「インビザライン Goの治療期間はどれくらい?」「治療を計画どおりに終わらせるにはどうしたらいいの?」など、インビザライン Goの治療期間について疑問をおもちの方がいるのではないでしょうか。

今回は、インビザライン Goの治療期間や治療が延長になるケースについて詳しく解説します。計画どおりに治療を終わらせる方法もご紹介しますので、インビザライン Goで治療を検討している方や治療期間が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザライン Goとは?

インビザライン Goのマウスピース

インビザライン Goとは、前歯から第二小臼歯までの歯並びを整える矯正治療です。全体的な歯並び・噛み合わせを整えるインビザラインに対し、奥歯を除く20本の歯を対象としています。

インビザラインと同じ素材・システムを使用するため、透明で目立ちにくい・取り外して食事や歯磨きを行えるなど、インビザラインと同様のメリットがあるのです。

インビザライン Goの適応症例と治療の特徴について詳しくみていきましょう。

インビザライン Goの適応症例

インビザライン Goは部分的な軽度の歯列不正を対象としているため、適応となる症例は限られます。

インビザライン Goの適応症例は、以下のとおりです。

  • 軽度の叢生(ガタガタとした歯並び)
  • 軽度の上顎前突(出っ歯)
  • 空隙歯列(すきっ歯)
  • 交叉咬合(部分的に上の歯より下の歯が前に出ており、噛み合わせが反対になっている状態)
  • 開咬(奥歯で噛んだときに上下の前歯が噛み合わない状態)
  • 過蓋咬合(噛み合わせが深く、下の歯が見えない状態)
  • 矯正治療後の後戻りの修正
  • インプラントを埋入するスペースが足りない場合の治療

インビザライン Goの矯正範囲は、前歯から第二小臼歯までです。そのため、奥歯の歯並びや噛み合わせに問題がある場合は適応となりません。

また、前歯の矯正であっても、重度の歯列不正や奥歯を移動しなければならない症例は適応外となることがあります。歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要な場合も、歯列全体を大きく移動させる必要があるため適応外となるのです。

インビザライン Goの特徴

インビザライン Goは矯正できる範囲が限られるため、比較的短期間・低価格で歯並びを整えられます。また、通常のインビザラインと同じ素材・システムを使用するため、透明で目立たない・取り外しができるなど、従来の矯正治療にはない特徴があるのです。

インビザライン Goの特徴を詳しくみていきましょう。

・治療期間が短い

インビザライン Goは矯正できる範囲が限られるため、歯列全体を矯正する通常のインビザラインと比べて治療期間が短いです。歯並びの状態によって治療期間は異なりますが、5~12か月程度で終了するケースがほとんどでしょう。

・費用が安い

歯列全体を矯正する通常のインビザラインと比べてインビザライン Goの費用は安いです。費用相場はインビザラインの全体矯正が400,000~800,000円程度、インビザライン Go は300,000〜600,000円程度です。

インビザライン Goは部分的な軽度の歯列不正を対象としているため、マウスピースの枚数が20枚と少なく、その分費用も安くなっています。インビザライン Goで矯正可能な症例であれば、費用を抑えて気になる部分の歯並びを整えることができるでしょう。

・痛み・違和感が少ない

インビザライン Goのマウスピースは薄くて弾力があり、歯にフィットするように作られているため、装着時の痛みや違和感がほとんどありません。

また、マウスピースを交換しながら少しずつ歯を動かしていくため、矯正治療で歯が動くときに感じる痛みや違和感が少ないです。

・目立ちにくい

インビザライン Goのマウスピースは薄くて透明なので、装着していても周囲の人にほとんど気付かれません。人前で話す機会が多い営業や接客業の方でも、口元を気にすることなく矯正治療ができるでしょう。

・取り外しができる

インビザライン Goのマウスピースは取り外しができるため、矯正治療前と変わらず食事を楽しめます。矯正治療中の食事制限もありません。歯磨きもふだんどおりに行えるため、虫歯や歯周病になるリスクも低減できます。

・金属アレルギーの心配がない

インビザライン Goのマウスピースはプラスチックを使用して作られています。金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方でも安心して矯正治療ができるでしょう。

インビザライン Goの治療期間

インビザライン Goの治療期間イメージ

インビザライン Goの治療期間は5~12か月程度です。部分的な軽度の歯列不正を対象としており、治療に使用できるマウスピースの枚数は20枚までと限られているため、インビザラインの全体矯正よりも短期間で治療を終えることができます。

ただし、矯正治療後は歯並びが不安定で、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起こることがあるため、後戻りを防ぐための「保定期間」が必要です。保定期間中は保定装置(リテーナー)という装置を装着して歯の位置を固定します。

保定期間は症例によって異なりますが、1〜2年程度は必要でしょう。

インビザライン Goの治療が延長になるケース

インビザライン Goの治療が延長になるケース

インビザライン Goは短期間で気になる部分の歯並びを改善できますが、さまざまな原因で治療期間が延長になることがあります。

インビザライン Goの治療が延長になるケースについて、詳しくみていきましょう。

マウスピースの装着時間を守れていない

インビザライン Goのマウスピースは取り外しができるため、装着時間をご自身で管理しなければなりません。

歯を移動させるためには、マウスピースを1日20~22時間装着する必要があります。装着忘れや取り外す回数が多いと、装着時間が短くなるため、計画どおりに歯が動きません。

治療期間が延長にならないよう、食事や歯磨きのとき以外はマウスピースを取り外さないようにしましょう。

装着方法を間違えている

マウスピースの装着方法を間違えていると治療期間が延長になることがあります。正しい方法でマウスピースを装着しないと、マウスピースが歯にしっかりとフィットせず、歯に力を加えられないためです。間違った方向に歯が動く可能性もあるため、正しい方法で装着しましょう。

リファインメントを行った

インビザラインはすべてのマウスピースを治療前に作製するため、治療計画と実際の歯の動きに誤差が生じることがあります。歯の動きには個人差があり、マウスピースをしっかり装着できていても、計画どおりに歯が動かないことがあるのです。

リファインメントは治療開始後に生じた誤差を調整するために行います。治療計画を修正し、マウスピースを追加して誤差を調整するのです。リファインメントは理想の歯並びに近づけるためには必要ですが、治療期間が延長になる可能性が高いでしょう。

矯正治療中に虫歯・歯周病になった

矯正治療中に虫歯・歯周病になると、治療期間が延長になることがあります。虫歯や歯周病の治療を優先しなければならないためです。

虫歯治療によって歯の形が変わると、マウスピースが合わなくなる可能性があります。マウスピースの作製には1〜2か月程度かかるため、新たにマウスピースを作ることになれば、その分治療期間は延長になるでしょう。

インビザライン Goのマウスピースは取り外しができ、ふだんどおりに歯磨きができるため、固定式のワイヤー矯正と比べると虫歯や歯周病になるリスクは低いです。治療期間が延長にならないように、お口のケアを徹底しましょう。

マウスピースを破損・紛失した

インビザライン Goのマウスピースに無理な力が加わると、変形することや割れることがあります。また、食事や歯磨きでマウスピースを取り外した際に、紛失することもあるでしょう。

破損・紛失した場合、マウスピースの作り直しが必要です。上述のとおり、マウスピースの作製には1〜2か月程度かかるため、その分治療期間が延長になります。

新しいマウスピースが完成するまでは、後戻りを防ぐため、1つ前のマウスピースを装着するよう指示されることが多いでしょう。

インビザライン Goの治療を計画どおりに終わらせる方法

インビザライン Goの治療を計画どおりに終わらせるためにポイント

インビザライン Goの治療を計画どおりに終わらせるためにはどうしたらよいのでしょうか。

インビザライン Goの治療を計画どおりに終わらせる方法を、4つご紹介します。

マウスピースの装着時間を守る

インビザライン Goの治療を計画どおりに終わらせるためには、マウスピースの装着時間を守ることが重要です。マウスピースは1日20~22時間装着しましょう。

マウスピースの装着忘れや取り外す回数が多いと計画どおりに歯が動きません。食事や歯磨きのとき以外はマウスピースを装着して過ごしましょう。

マウスピースを正しく装着する

マウスピースを正しく装着することも重要です。マウスピースが歯にしっかりフィットしていないと、計画どおりに歯が動かない場合や間違った方向に歯が動く場合があり、治療期間が延長になることがあります。

マウスピースをしっかり歯にフィットさせるために、装着時はチューイーを使用しましょう。

マウスピースを正しく保管する

マウスピースをケースに入れずに保管すると、破損・紛失の原因になります。破損・紛失を避けるため、食事や歯磨きなどでマウスピースを取り外したときは、専用のケースに入れて保管しましょう。

お口のケアを徹底する

虫歯や歯周病治療による治療期間の延長を防ぐためには、お口のケアを徹底することが重要です。汚れが溜まりやすい歯と歯の間・歯と歯茎の境目・奥歯の溝などを意識して磨きましょう。

しかし、どんなに丁寧に磨いても、歯ブラシだけではすべての汚れを除去できません。フロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどの補助清掃用具を使用してケアを行いましょう。

定期的に歯科医院を受診する

インビザライン Goはマウスピースの着脱・交換をご自身で行います。治療前に歯の動きをシミュレーションしてマウスピースを作製しますが、計画どおりに歯が動かないこともあるでしょう。

治療計画と実際の歯の動きにズレが生じても、定期的に歯科医院を受診していれば、早めの対処が可能です。また、定期的にお口の状態をチェックしてもらうことで、虫歯や歯周病の早期発見にもつながります。

トラブルなく計画どおりに治療を進めるためにも、定期的に歯科医院を受診しましょう。

まとめ

歯の治療の相談

今回は、インビザライン Goの治療期間や治療が延長になるケースについて詳しく解説しました。

インビザライン Goの治療期間は5~12か月程度です。軽度の歯列不正を対象としており、矯正範囲が限られるため、比較的短い期間で歯並びを整えることができます。

ただし、矯正治療中に虫歯や歯周病になった場合や装着時間を守れていなかった場合は、治療期間が延長になる可能性があるのです。計画どおりに治療を進めるために、お口のケアと自己管理を徹底しましょう。

インビザライン Goの実際の治療期間は歯並びの状態によって異なります。インビザライン Goでの治療を検討している方は、一度歯科医院でカウンセリングを受けるとよいでしょう。

インビザライン Goを検討されている方は、長野県長野市にある歯医者「たかみさわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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