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インビザライン Goとインビザライン・ライトの違いは何?比較して解説

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インビザライン Goとインビザライン・ライトの比較

こんにちは。長野県長野市にある歯医者「たかみさわ歯科医院」です。

部分矯正の適応であるインビザライン Goとインビザライン・ライトの違いが気になる方は多いのではないでしょうか。ご自身の歯並びでは、どの治療法が適しているのかわからない方もいるでしょう。

今回は、インビザライン Goとインビザライン・ライトの違い、インビザライン Goの治療の流れや注意点などを解説します。インビザライン Goの治療法について理解を深めたい方は、ぜひ参考にしてください。

インビザライン Goとは?

インビザライン Go

インビザライン Goは、インビザラインとよばれるマウスピース矯正の一つです。透明なマウスピースを使用して歯並びを整えます。

インビザライン矯正には、症例に合わせたさまざまな種類があり、インビザライン Goは前歯の歯並びの治療に特化した新しい矯正システムです。インビザライン Goは動かせる歯に限りがあり、大臼歯以外の前歯から第二小臼歯までを移動させて歯並びを整えます。

動かせる範囲が限られているので、軽度の歯並びの乱れや、1歯だけ歯並びが気になる場合など、前歯の歯並びだけを治したい方に向いている治療法です。通常のインビザラインと比較すると、短期間で安価に歯並びを整えられることが大きなメリットでしょう。

ただし、動かせる歯が限られているため適応症例にも限りがあります。希望すれば誰でもできる治療法ではないため、気になる方は適応できるか歯科医師に確認してもらいましょう。

インビザライン Goとインビザライン・ライトとの違い

インビザライン Goとインビザライン・ライトとの違い

インビザラインにはさまざまな種類があります。なかでも、インビザライン Goとインビザライン・ライトの違いについて疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。

インビザライン Goとインビザライン・ライトの違いは、以下のとおりです。

<インビザライン Goとインビザライン・ライトの違い>

治療方法 インビザライン Go インビザライン・ライト
矯正対象 前歯〜第二小臼歯 前歯〜第二大臼歯
治療期間 最大7か月 最大5か月
費用相場 350,000〜500,000円 450,000〜650,000円
使用可能なマウスピースの枚数 20枚 14枚
適応症例 軽度の歯並びの乱れ 前歯部分の軽度の歯並びの乱れ
矯正可能年齢 12歳以上 12歳以上

インビザライン Goとインビザライン・ライトの最も大きな違いは、矯正できる範囲です。インビザライン Goの矯正範囲は前歯から第二小臼歯までで、奥歯を動かすことができません。インビザライン・ライトの矯正範囲は、前歯から第二大臼歯までのすべての歯です。

使用できるマウスピースの枚数も異なります。インビザライン・ライトで使用できるマウスピースの枚数は最大14枚ですが、インビザライン Goは最大20枚まで使用することが可能です。

前歯を大きく動かす必要があるケースでは、インビザライン Goのほうが適しているでしょう。

インビザライン・ライトでは、奥歯を含めて動かすことが可能ですが、マウスピースの枚数に制限があります。そのため、大きく歯を動かす必要がある症例の場合は、インビザライン・ライトの適応外になる可能性が高いです。

インビザライン Goが適している方

インビザライン Goが適しているポイント

インビザラインにはさまざまな種類がありますが、インビザライン Goが適している方はどのような歯並びなのでしょうか。

以下、インビザライン Goが適している方をご紹介します。

歯並びの乱れが比較的軽度な方

インビザライン Goは奥歯の移動ができないため、前歯の軽度の歯並びの乱れを改善したい方に向いている治療法です。軽度の前歯の重なりやすきっ歯、ガタガタした歯並び、前歯が1本だけ捻れているなどの症例は、インビザライン Goでの治療が向いています。

使用できるマウスピースの枚数が最大で20枚までなので重度の歯並びの乱れは治療できません。

矯正後の後戻りを治療したい方

矯正治療後の保定が不十分だと、歯が部分的に後戻りする場合があります。インビザライン Goは軽度の歯並びの乱れを改善する際に有効な治療法です。

そのため、矯正治療後の後戻りで一部分の歯並びだけが乱れた方に向いている治療法といえます。

インビザライン Goの治療の流れ

インビザライン Goの治療の流れイメージ

インビザライン Goは、大きくわけて5つの工程を経て歯並びを整えます。インビザライン Goの治療の流れは、以下のとおりです。

①カウンセリング・簡易診断

矯正治療を開始する前に、歯並びの悩みや歯並びの要望などをカウンセリングで詳しく伺います。カウンセリングの際に、治療に関する疑問などがあれば積極的に質問しましょう。

インビザライン Goの適応症例であるか、簡易診断を同時に行う歯科医院もあります。簡易診断を行ってインビザライン Goの適応と診断されれば、治療を受けることが可能です。

カウンセリングは無料で行っている歯科医院が多いので、気軽に相談するとよいでしょう。歯科医院の雰囲気や通院のしやすさなど確認するためにも、気になる歯科医院が見つかったら積極的に足を運んでください。

②iTeroでの歯型のスキャン・治療計画策定

インビザライン Goをはじめ、インビザラインではiTeroとよばれる専用のスキャナーを口内に入れて歯型をスキャンします。スキャンしたデータを専用のソフトに取り込むことで、現在の歯並びから治療完了までの歯並びをシミュレーションすることが可能です。

歯科医師は、シミュレーションを微調整して治療計画を策定します。治療計画が完成したら、治療計画の説明を行い、シミュレーションで治療完了までの歯の動きを確認してもらいます。

シミュレーションに合わせてマウスピースを作製するので、治療完了までの歯並びで気になる点がある場合は事前に伝えましょう。

③マウスピース作製・装着

治療計画に納得できたら、インビザライン Goでの治療を開始します。アライン・テクノロジー社にスキャンした画像データと治療計画を送り、マウスピースの作製を依頼します。

マウスピースが完成したら来院して受け取り、不具合がないか確認しましょう。必要に応じて調整します。

マウスピースの取り扱い方法やマウスピースの交換時期などの説明があるので、守って治療を進めてください。マウスピースの1日の装着時間は、20〜22時間です。

④矯正期間

インビザライン Goは、ご自身でマウスピースを1〜2週間に1回のペースで新しいものに交換する必要があります。また、定期的に計画どおり歯が移動しているか確認するために通院しなければなりません。

ワイヤー矯正と比較して通院間隔は長いですが、1〜2か月に1回ほどの頻度で通院して確認するのが一般的です。

⑤終了・保定期間

すべてのマウスピースを装着し、歯並びが整ったら矯正期間は完了です。

ただし、矯正期間が完了したら、歯がしっかりと顎の骨に定着させるために、保定装置を装着して歯並びの安定を待ちます。保定期間は、矯正期間と同じ期間は必要といわれています。

保定をしっかりと行わないと、歯がもとの位置に戻る後戻りのリスクが高まるので注意してください。保定期間中は定期メンテナンスに通って、歯並びに変化がないか、虫歯や歯周病は発生していないかを確認します。

インビザライン Goの注意点

インビザライン Goの注意点イメージ

インビザライン Goは、安価に前歯の歯並びを整えることができるため治療を検討している方は少なくありません。

しかし、インビザライン Goの治療には注意点があります。以下、インビザライン Goの注意点を確認しましょう。

適応となる歯並びに限りがある

インビザライン Goは、比較的軽度の前歯の歯並びの乱れが適応となります。ご自身では前歯だけが気になる場合でも、奥歯の移動も必要な歯並びはインビザライン Goで治療できません。

ご自身がインビザライン Goの適応か気になる方は、カウンセリングで確認してもらうとよいでしょう。

治療を受けられる歯科医院が限られている

インビザライン Goは、2018年に始まった新しい矯正法です。そのため、インビザライン Goを取り扱っている歯科医院は限られています。

近くの歯科医院で必ず受けられる治療法ではないため、取り扱いのある歯科医院を探す必要があるでしょう。インビザライン Goは、全体矯正と比較して短期間で歯並びを整えることが可能です。

ただし、1〜2か月に1回のペースで通院する必要があるので、ストレスなく通院できる範囲にある歯科医院を探しましょう。

自己管理が必要である

インビザライン Goの効果を得るためには、歯科医師の指示どおりにマウスピースを取り扱う必要があります。自己管理が必要不可欠といえるでしょう。

マウスピースは1日20〜22時間の装着が必要で、1〜2週間で新しいマウスピースに交換しなければいけません。装着時間が短い場合や、マウスピースの交換を怠った場合、歯が治療計画どおりに動かず治療期間が長引く原因になります。

十分な矯正効果を得るためには、必ず歯科医師の指示どおりにマウスピースを取り扱いましょう。

まとめ

インビザライン Goとインビザライン・ライト比較イメージ

インビザライン Goとインビザライン・ライトの大きな違いは、動かせる歯の範囲とマウスピースの枚数です。

インビザライン Goの矯正範囲は前歯から第二小臼歯までで、奥歯の移動はできません。マウスピースは最大20枚まで使用できます。

インビザライン・ライトは、前歯から第二大臼歯まですべての歯が対象です。使用できるマウスピースの枚数は最大で14枚なので、大きく歯を移動させる症例には不向きといえるでしょう。

インビザライン Goは、前歯に限った比較的軽度の歯並びの乱れがある方に向いている治療法です。ご自身がインビザライン Goの適応か気になる方は、取り扱いのある歯科医院を受診して確認してもらいましょう。

インビザラインでの矯正治療を検討されている方は、長野県長野市にある歯医者「たかみさわ歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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